FAPホワイトニング
FAPとは、フッ化アパタイトの略です。FAPホワイトニングとは、歯を一時的に白くするだけでなく、一般的なホワイトニングとは異なり、 その白さを長期間にわたり保ち続けることができるホワイトニングです。歯を傷めることもなく、それどころか歯質を強化するので虫歯予防にもなる画期的な施術方法なのです。
FAPホワイトニングの特徴
ナチュラルホワイトな仕上がり
従来のホワイトニングはチョーキーホワイトという白墨のような艶の無い白さになってしまいました。しかし、FAPホワイトニングは艶のあるナチュラルホワイトな仕上がりです。舌触りもホワイトニング前よりつるつるとしてなめらかになります。
白さが続く
従来のホワイトニングは、短期間で色の後戻りが起こってしまううえ、日本人の歯は黄ばみが強いため、ホワイトニングを繰り返し続ける必要がありました。しかし、FAPホワイトニングは、ホワイトニング前よりもエナメル質表面が滑らかになるため、色の後戻りはありません。ただし、茶渋など着色汚れが付着することは避けられませんのでクリーニングは必要です。
歯にやさしい
従来のホワイトニングは成人以上が対象とされています。しかし、FAPホワイトニングは年齢や症状に合わせて使用できるため、小学生からでも行うことがきでます。
歯質を強化してむし歯予防効果が得られる
従来のホワイトニングは、白くはなっても、歯の表面がダメージを受けていました。FAPホワイトニングは歯の表面に強化カルシウム(フッ化アパタイト)を補い、歯と一体化させるため、歯質が強化され(耐酸性が向上)、むし歯予防効果が得られます。矯正装置をはずしたあとの歯のケアにも特におすすめです。
治療の流れ
@ワックスを歯肉に塗り、歯肉を保護します。
A歯の表面にペースト(お薬)を塗ります。
B15分後、ペーストをふき取り、水洗いしワックスを取り除いて終了。